Monotone
2007年頃から白黒で描いていました。
2009年頃からは不透明水彩絵の具の白と黒でベースを塗った後に
油性色鉛筆の薄いグレー~濃いグレー、黒で陰影をつけていました。
2019年以降は白黒から白と黒と他1色というルールのもと作品は
モノトーンに変わっていきます。
そしてさらに2020年頃から既存の描き方から引き算で余分なものを
省いていきシンプルなシルエットが増えていきます。
2021年頃になり人が誰もいない風景画を描くようになります。
現在マイナーチェンジを経ながらも顔はあるがシルエットが簡潔な人物画、人体は髪以外描かない人物画「Twinkle」、人のいない風景画
そして動物画の4本柱で作家活動をしています。
いずれもモノトーンで一貫しています。
すぐ嘘をつく人、意見の食い違いから起こる衝突、精神的に疲弊しきった人々、他人を踏み台にし私腹を肥やす人、自分たちに都合のいい情報を民衆の総意として報道するマスコミ、そして戦争。
こういった現代社会に嫌気がさし、私はこうであってほしいという希望と逃げ場を求めました。
それが人のいない風景画であり、人体を描かない人物画。
でも善き人もいるし、笑顔や感動の泣き顔に救われる自分もいる。
そういう自身で消化しきれていない思いは、顔を描くけどシルエットは簡潔な人物画で描いています。
きっと私のような思いを持って逃げ場を探し、癒しの時間を求めてさまよっている人も沢山いるでしょう。
私の絵はそんな人たちの支えに慣れればと願うのです。
そして私自身も描きながら支えられています。
Project 「Streaming」
2010年に最初の2枚を制作してから2016年に26枚ー。
これは横に長い半永久的未完成作品「Streaming」の制作のお話。
P10サイズのパネルを横に継ぎ足しながら時間をかけて描き広げていく、というコンセプトで始めたその作品は、私の2010年からの"時間"や"感情"を織り交ぜながら終始白黒を徹底し、その全ての土台には音楽が流れています。
ある時は悲しみ、またある時は怒り、時にはこんな描き方ができるようになったなんて成長の記録になっていたりもします。
この作品は2016年7月に催された個展の時に26枚(横幅10m66cm)に到達しました。半永久的未完成とは謳っていますが、それもこの次の個展で最後。
個展の開催年はまだ未定ですが、キリのいい数字になったらば、その左端と右端をつなげて作品が一つの輪のになるようにして完成です。
アクリル絵の具で描くライブペインティング。経験値こそ足りませんが白の絵の具と黒の絵の具をメインに縦横2m近くの壁に貼ってある紙やキャンバスに描いております。 ただ描くだけでなく、そこに起承転結、観て楽しい演出を常に考えております。
ボールペンや鉛筆で描く自由
私にとって息抜きやアイデアを忘れないようにサラッと描くボールペン画ですが、その気取らなさやスピード感が、面白さを生み、今では青木猿頬の作風の一ジャンルとなりました。 主にボールペンでの一発書きで、下書きはしません。ペンの走るままに、描きながら考えていくスタイルで、そんなに時間もかけないで。
最近ではホワイトワトソン紙にコーヒー染色でエイジング加工を施してボールペンドローイングをしています。
使用しているボールペンはずっと「ジェットストリーム0.7mm」
鉛筆画では2006年から4年間鹿背山の里山再生プロジェクトの広報誌に使用される表紙スケッチを描いておりました。
現地で撮影された写真とトリミングし立ち位置をうまく収めたり明度を調整したり、若干のアレンジを施しつつ景観を表現する。
HBから4Bという鉛筆画としてはさほど幅広くない濃さで筆圧や乗せ具合を変えて描きました。いずれも画用紙。
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確実なのは上記メールアドレスからのご連絡ですので、わずらわしく誠に恐れ入りますがご了承ください。
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