モノクロームBASIC

Monochrome

モノクロームで描き始めたのは2007年頃からです。
主にキャンソン紙、ホワイトワトソン紙、マーメイド紙、BBケント紙を使い、不透明水彩絵の具でベースを塗った後に油性色鉛筆で陰影をつけています。最初は不透明水彩絵の具は使用していませんでしたが、不透明水彩でベースを塗ってからの方がきめ細かい書き込みができるので、2009年頃から現在まで続けています。

私はモノクロームをその意味の通り白黒だけではなく、同系色の明暗で描き表わすこととも捉えているので、「赤」をテーマに赤の同系色で制作したこともありますし、他の色ででもそれは可能です。
ただ、積極的に白黒で描いているのは、いわば作品を観る人が想像する「脳内カラー」を白黒なら演出できるからです。
私はこの「脳内カラー」を「七色の白黒」と呼び、常に追い求めています。

Project 「Streaming」

2010年に最初の2枚を制作してから2016年に26枚ー。
これは横に長い半永久的未完成作品「Streaming」の制作のお話。

P10サイズのパネルを横に継ぎ足しながら時間をかけて描き広げていく、というコンセプトで始めたその作品は、私の2010年からの"時間"や"感情"を織り交ぜながら終始白黒を徹底し、その全ての土台には音楽が流れています。
ある時は悲しみ、またある時は怒り、時にはこんな描き方ができるようになったなんて成長の記録になっていたりもします。

この作品は2016年7月に催された個展の時に26枚(横幅10m66cm)に到達しました。半永久的未完成とは謳っていますが、それもこの次の個展で最後。
個展の開催年はまだ未定ですが、キリのいい数字になったらば、その左端と右端をつなげて作品が一つの輪のになるようにして完成です。


ペンドローイング

ボールペンで描く自由

私にとって息抜きやアイデアを忘れないようにサラッと描くボールペン画ですが、その気取らなさやスピード感が、面白さを生み、今では青木猿頬の作風の一ジャンルとなりました。 主にボールペンでの一発書きで、下書きはしません。ペンの走るままに、描きながら考えていくスタイルで、そんなに時間もかけないで。
最近ではホワイトワトソン紙にコーヒー染色でエイジング加工を施してボールペンドローイングをしています。
使用しているボールペンはずっと「ジェットストリーム0.7mm」